現在「散らかった」旧ブログの集約引越作業を行っております。元記事(2010年)が音楽系ブログの記事のため、ジャンル違いではありますが消すのも忍びなく、こちらへ再編・引越させていただきました。
私の中では、リリカルなピアノ曲と言えばこの人、ジョン・ボズウェル。1998年ごろに、確か渋谷のタワーレコードで偶然耳にして、その場ですぐに買ったのが最初でした。今でもその時の感動を覚えています。
ボズウェルはアメリカのピアニストで作曲家。ブロードウェイミュージカルやテレビ音楽など幅広く活動してきた人です。独特の和音、音運びが特徴です。(2025年追記:2003年の「Reflections Of John Boswell」以降10年以上リリースがありませんでしたが、2014、2019とひさしぶりのリリースあり)。ちなみに同姓同名の有名な歴史学者とは別人物です。
先ず何曲かご紹介
デビューアルバム「The Painter」(1988)は、ボズウェルの特徴が詰まった、原点とも言うべき作品です。以下は代表して“Four A.M.”。彼らしい曲。
「Kindred Spirits」(1989)から“Plane Ride”。
この動画のジャケットは1995年再販版。アルバムタイトル”Kindred Spirits”は日本語では「意気投合」とか「気の合うもの同士」という意味ですが、ジャケットからもわかるように、「童心」とか「子どもの頃の思い出」のようなものがテーマになっている気がします
3rdアルバム「Festival Of The Heart」はクリスマスアルバムでした。その中から有名な“Silent Night”。
おすすめアルバム「Trust」
一番のお気に入りは5thアルバム「Trust」。その中でもこの2曲をおすすめいたします。
“Take My Hand”
“From the Heart”
まとめ
インスト系では、ウィンダムヒルレーベル、Kevin Kern、Jim Bajorなども好きですが、結局行き着いたのがこの人でした。冒頭で「リリカル」と言う表現をしましたが、まさに「歌うような」ピアノだと思います。(一方で、もの悲しい静かさを特徴とする曲もまた秀逸)。
以上、私の「一押し」アーティストであるJohn Boswellのご紹介でした。
彼の曲に出会ってからもう27年になりました。昔はブログに動画を載せるのは技術的にも著作権的にもハードルが高かったですが、最近は本当に便利になりました。今回は記事引越にともなって動画を貼ってみました。(ちょっと貼りすぎでページが重くなってしまって申しわけありません)。一方で近年は、CDでの入手は難しくなっているようですが、YouTubeを始めAmazonやAppleの配信等では引き続き聞けますので、是非聞いていただきたいと思います。
ちょっと歴史から外れて番外編ではありますが、かなり昔の曲が多いので、これも「自分史」の一部ということでご勘弁ください。お付き合いいただき、ありがとうございました。